Twitterで定期的に話題になる
“奢り/奢られ論争”。
ちょっとずつ角度や形を変えながら、
1シーズンに1度ほどの周期で盛り上がるようです。
もちろん誰かと争うつもりはないですが、私見として、ここに30代婚活女性である私の一意見を置きます。
男性は婚活で女性に奢るべきなのか。
結論
⇒男性の求める女性の行動タイプによる。
です。
男性が、自分が良いと思った女性を振り向かせたいのか
最初から自分にベクトルが向いている女性の中から選びたいのか
つまり、自分が追いたいのか、追われたいのか
そのスタンスによって答えは真逆になるのではないかと。
もちろん、相手との関係性(年齢差など)や本人のスペックなどによって状況が変わってくるため、一概には言えないのですが。。
ここではマッチングアプリで出会った男女年齢差±3ぐらい、年収差±200万ぐらいと想定して話を続けます。
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【奢り奢られ論争問題】男性はデート費用を奢るべきか、奢らざるべきか
“婚活”をしている男女ともに、これまで様々な何人もの異性と会い、何度も食事を共にしてきたことでしょう。
そんななか、大変申し訳なく、とてもありがたいことに、婚活での食事などの費用は、男性が会計を持ってくれることが多いです。
おそらく、容姿端麗・愛嬌があるなど男性からモテる女性であればあるほど奢られ慣れているはず。
男性は、『絶対に目の前の女性を逃したくない』、『次のデートにどうしても繋げたい』と思う女性に出会った時、奢るのではないでしょうか。
たぶん、少し無理をしてでも。
それは、
その女性が“婚活”をしているから。
自分以外のライバルがいることがほぼ確実だから。
外見も中身もそう変わらない「奢ってくれた男性」と「奢ってくれなかった男性」の2人がいたら、女性は「奢ってくれた男性」を選ぶと分かっているはずだからです。
そして、
それに倣って女性側は「奢ってくれなかった男性」に対して、「自分のことは“そこまで”だったんだ(他の魅力的な女性には奢ってるんだろうな)」と理解して冷め、身を引く準備をします。
これが、女性を振り向かせたい男性が奢るべき理由です。
しかし、そこで女性側が「相手に“そこまで”だと思われていたとしても、自分から追いたい相手」と思えば次に繋がります。
女性から追われたい男性は、あえて女性からお金を徴収することで、初見で自分に好感を持ち、追いかけたいと思ってくれた女性を選別できます。
だいぶ目の粗いふるいにかけることになりますが、そこに残った女性は男性に多少なりとも気があるはず。
その後にもグイグイお誘いをしてくる女性の中から選べば、手っ取り早く、高確率で交際に繋がるのではないでしょうか。
奢り奢られの私見:「男性が奢ってくれる」は1つの愛情表現の形
ちなみに私個人としては、
「せめて初回の支払いは持ってくれる男性」とほぼ決めています。
このように言うと、
『お前はどこの立ち位置から言ってんだ』と思われるかもしれませんが。
おっしゃる通り。
超絶、上からです。
嘲笑されることを覚悟して、あえていうと、
鳥などの動物にも「求愛給餌」というオスがメスを引き付けるための求愛行動があるように、
私は、男性が会計を持ってくれることに対して、愛情表現方法としての1つの形だと思っているからです。
そして私は、“追われたい派”か、“追いたい派”かで言うと、追われたい派だからです。
いや、本音を言うと本当は追いたい派ですが、婚活をしている中で初見で『この人素敵!!絶対に次に繋げたい!』と、追いたいと思う人にはなかなか出会わない。
今いる婚活市場では、追いたい人を探すより、追ってくれる人の中から相手を選んだ方が現実的なのではないか、女は追われた方がいいって通説も聞くし、という完全なる打算の末の結論ですが…。
もちろん、奢ってくれたからといってその男性が女性に対して誠実・本気・追っているということが確定するわけではありません。
しかし、少なくとも「なるほど。私は奢る価値もなくこの人の中ではナシってことね。」「他の女性にも色々会ってるだろうしな、敗北。全軍撤退~」という退散モードにはなりません。
私は初見で「この人かもしれない!!もっと深くこの人を知りたい!!!」くらいの熱量がない限り、脈ナシと判断して諦めます。傷は浅い方が治りが早いので。
なので、たまに女性というだけで無条件に奢る『女性には奢るのがマナー』みたいな紳士がいるけど、勘違いしちゃうのでやめてほしい。
個人的に婚活男性にお願いしたいのは『完全ナシと思ったら奢ってくれるな』です。
お互いのために。。
奢られ目的の”メシモク女”の存在
奢り奢られ論争の男性側の主張として、メシモクと呼ばれるタダ飯目的の女性を回避したいという男性の意見を見たことがある。
これを見た時には本当に「まじか」という感想だった。
どれだけ婚活女性を卑しくさもしい存在だと思っているんだ。。
予約の取れない高級店や記念日で使うようなレストランでもない、婚活で使うような、ごく大衆的な食事処の「食事が目的」なアラサー女性がどれだけいるとお思いか。
30代の女性(少なくとも私の周りの)は、食事にこだわりを持っている。
否、こだわりを持たざるを得ない年齢なのだ。
その食事が美食かどうかの話ではない。
悲しい哉。女性はアラサーの年齢ともなると、
摂ったカロリーが贅肉に直結するんです!!
「今日は!食べる…!!」と覚悟を決めた日以外は、なるべくカロリーは抑えて、節制したい。
どうせなら「これで太るなら本望」と自分が心から望んだものだけを口にしたい。
『この人全然興味ないけど奢ってくれるからご飯行こー♪ラッキー♪』などという発想はとうの昔に朽ち果てている。
アラサーがメシモクなど、滅相もござらん。
いくら食べても太らなかった10代、大学時代でギリ。
むしろ、逆に、
会って食事を共にするこの人は、居酒屋メニューの約1,400カロリーの摂取、及び、その後の帳尻合わせの運動やその他様々な調整の労力に見合う人だろうか、と考えるまである。
外食と、1人で家で食べる粗食とを天秤にかける。
メシモクなんざ、今の老体ではその発想すらなかった。。
もちろん人間なので、食事を目の前にすればニコニコ笑顔にはなります。
食事中は喜んで美味しく食べているし、挙句「デザートも食べちゃおっかなー♪」などと調子付いたりもする。
男性はその嬉々として目を輝かせている部分しか見えていないのだろうが、食事の前は「行きたくない(無駄なカロリー摂取…)」と思い悩み、後には「食べて…しまった…、あんなに…」と自己嫌悪に陥るループを繰り返している。少なくとも私は。。
もちろん外食が大好きな女性もいるだろうし、いくら食べても太らず肌も荒れずに綺麗な、これに当てはまらない女性も世の中にはいるだろうが、婚活市場にいる普通に働くアラサー以上の多くの女性は決してメシモクで予定は入れないと思うから安心してほしい。普通に家にいたい。
これはトンデモな暴論だけど、
男性側が女性側の“メシモク(金銭的搾取)”を疑うのであれば、
我々が出来れば摂取したくないカロリーを摂らざるを得ない場で、
女性が男性と食事に行くことで金銭の受け渡しが発生する世界(ex.ギャラ飲み)が存在するこの時代に…という視点で見れば男性側の方こそ、ある意味”メシモク(性的搾取)”として女性を利用していると疑うことも出来るのでは、、?
『思い上がるな、そんな価値ねえわ』。
おっしゃる通り。
そのままお返しいたします…。
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【奢り奢られ問題】キャラの一貫性の重要さ
先にも述べた通り、男性側のスタンスによって女性に奢るも出させるもどちらでも良いと思う。
初見で自分にベクトルが向いた女性を追いたいという男性であれば、出さずに様子を見るのも荒業とはいえ、人によっては近道に成りえると思う。
でも、ただ1つ。
自分のキャラやアピールポイントとのズレがないかは確認してほしい。
行動に一貫性がないと、女性は冷める。
例えば、マッチングアプリのプロフィール写真で高級車や高そうなレストランの料理の写真を載せているのに、
会話の内容が「自分の仕事は充実している」「自分がいかに大変で重要なポジションに就いているか」など『強いオス』アピールでオラついていたのに、
最後の最後。会計でカッコつけない、その矛盾とダサさに冷める。
一気に今までの会話内容にも疑義が生じ、気持ち悪さだけが残る。
私の前ではカッコつけない=“あぁ、私は違ったんだな”、“練習台にされたんかな”と思ってシャッターを降ろす。
が、しかし、
どういう訳か、そういう人に限って後からどんどん連絡が来る。
「次はいつ会える?」「ここのお店はどう?」
???
こちとら、遊びに来なよと呼ばれて行ったらご自慢のラジコンをスネ夫に散々見せびらかされた挙句、帰り際に、骨川家で頂いたお紅茶とお菓子分の会費をしっかり徴収されて帰ってきたようなものですけれど。
スネ夫のキャラが崩壊してるよ。
たすけてドラえもん。
己の行動に一貫性があるか、矛盾がないか、今一度確認してほしい。
多分だけど、
スネ夫なら奢ってくれる。多分。
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Twitterで繰り広げられる婚活における奢り奢られ論争。
立場が違えばもちろん意見も変わります。
今回はマッチングアプリで出会った男女の場合として書きましたが
関係についても、元々友人同士だったら、職場の同僚だったら
同い年だったら、年齢が離れていたら
収入が多い人、少ない人
恋愛経験が多い人、少ない人
みんなそれぞれ前提条件が異なるのに、一括りに『奢り奢られ論争』として語ってしまっているから答えが出ないんでしょうね。
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